新人王戦、準決勝進出を目指す矢野、初回、両者中間距離からのジャブの交換でスタート。左ガードを上げてのパンチのブロックからワンツーをヒット。佐藤選手は慌てず、タイミングを計ってこの回終了間際に右カウンターを喰らい、矢野がダウンを喫する。2回、矢野がステップインからワンツー、左フックでお返しのダウンを奪う。3回、パンチの交錯の中で矢野が右フックから返しの左フックで2度目のダウンを奪う。再開後、パンチをまとめたところで、レフェリーが試合をストップ。矢野が準決勝進出を果たした。
王座返り咲きに挑む若狭、初回、左フックをねじ込み、グイグイを攻め立て幸先の良いスタート。2回、若狭が右アッパーから、上下に打ち分け見栄えの良さをアピール、3回、藤原選手がワンツーを軸に反撃も、受けに回る場面が多くペースを掴み切れない。4回、若狭が右ボディーから回転力を活かした連打で攻勢に。5回、藤原選手がワンツーを出すも、若狭も譲らず、6回、若狭がプッシュしながらも左右フックを叩き付け、攻勢をアピール藤原選手も気持ちを切らさず打ち返したところで終了のゴング。ジャッジが3者共59－55で4ポイント差をつけ、若狭が王座返り咲きに成功した。